2015-01-01から1年間の記事一覧
さて、実際に出版社が第二のセカチューを狙っているのか?という僕の下衆い邪推はおいといて、汚れたおっさんの心の琴線にもヒットする君の膵臓をたべたい通称キミスイ。この日記は「これ映画化するんじゃね?」という全くの個人的妄想をもとに進められてお…
読了後にこれが著者のデビュー作だったと知りました。すげえね。作風の好き嫌いは別として、デビュー作でこんなの出されたらこりゃすごいとしか言いようがありませんよ。しかも文章も読みやすく世界も分かりやすい。最後まで一気に読ませる力もある。少なく…
※以下結末までネタバレを含んでいますので未見の方はお控えください。 凄かった…。 観終わったあとにただ一言そう呟いてしまった。これは凄い映画でした。奇跡の映画と言ってもいいんじゃないでしょうか。実はDVDレンタルまでスルーする予定だったんですよ。…
※以下結末までネタバレを含んでいますので未見の方はお控えください。 観よう観ようと思っていたのにタイミングを逃し続け、もうDVD出たら観ればいいか…と思ってたら近場の小さな映画館で上映されてました。僕の人生の八割はこういったラッキーと行き当たり…
あれからもう20年近い年月が流れたのか…。唐突に出版された【絶歌】で一気にあの時代に引き戻された気がした。その騒動は収まるどころか日に日に拡大している。そして今もなお論争の渦中であり、沈静化する気配は一切みせていない。メディアでも、SNSでも、…
【考察】なぜ寄生獣ファンである僕は映画版寄生獣では満足出来なかったのか - タイラント日記noday.hatenablog.com 先日劇場版寄生獣完結編を観賞した後、上記のようなエントリーを一本書いたのですが、最近本編内のあるシーンについて、現役放射線科医のPKA…
※以下結末までネタバレを含んでいますので未見の方はお控えください。 何て言うんでしょうか。一言で言えば清々しいくらいのデウス・エクス・マキナ。極んでます。映画館で無ければ大声でツッコミいれたいクライマックスでしたが、アクション映画としてはこ…
小説のどんなに優れた表現よりも映画が威力を発揮するシーン。その一つが美味しい物を食べるシーンです。言葉を尽くし美味しさに関する表現の限りを尽くされても、それを美味しそうに食べる映画の1シーンを超えることはかなりの難問です。今作はまさにそん…
劇場版寄生獣を前後編共に観ましたが、邦画であれば充分な出来だと思いました。そもそもあの原作に込められたものを二時間程度の前後編で収める、なんてことは正面から立ち向かえば甚だ無理な話ですし、「髪型が違う」とか「ストーリーの修正は一切認めない…
※結末までネタバレしているので、映画未見の方は読まないほうがいいです 映画のあらすじはこんな感じ。主人公トムソン(マイケル・キートン)は落ちぶれかけ、再びの成功とそれがもたらす収入をなにより必要としている。しかし彼に世間が望む大ヒット映画バ…
「なんか、こういうのを見てるとさ、一般の人たちがみんな評論家になっていくみたいで、どの情報を信じたら良いのか、どんどんわからなくなるよね」 洋子は急に真面目な話をする。 「このまま、日本中の人がホームページを開設したりなんかしたら、もう情報…